『支援の必要な状態』と『介護が必要な状態』です。
要支援状態とは、介護が必要になることへの『予防が必要な状態』です。
●買い物　●食事作り　●居室の掃除　●洗濯や物干し、布団干し
などといった、おもに家事に困難が認められる状態と考えられます。 家事を行う同居家族がいて、本人が静かに過ごす事が好きな場合、『要支援状態』は見逃される可能性があることに留意する必要があります。

要介護状態とは、『実際に介護が必要な状態』と考えられます。
介護にもいくつかの段階がありますが、おおよそ次のようになるでしょう。
＜軽＞
直接、身体に触れる事は少ないが近くで見守り、指示及び管理が必要。頭髪や背中洗いの介助、後始末などで手がかかる。
＜中＞
排泄の失敗が目立ち、おむつを使う事が多くなる。問題行動（排泄や世話など）が出現。一応起き上がるが、移動に手がかかる。車椅子の使用や食事の際の介助も徐々に必要となる。
＜重＞
意思疎通が明確ではない。ときどき大声。突然、おむつ使用。寝返りが出来ない。食べ物の飲み込みが困難。最終は、意識・反応が低下。 見守り、指示及び管理状態が見逃されると、『要介護状態』と判断されない場合があることに留意する必要があります。

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医師や看護師、社会福祉士などで、試験に合格し研修を受ける事により、介護支援専門員としての職務を行うことができます。
介護保険制度をはじめ保健・医療・福祉に相当の知識をもった、いわば高齢者ケアの総合調整役です。
利用者やご家族の相談に乗り、１人ひとりの要望を大切にご本人の心身の状態や家族の状態、居住環境などを総合的に配慮してケアプランの作成など『より自立した日常生活を営む』ための支援を行います。

また、とくに在宅介護への対応としては、必要なサービスを組み合わせて利用出来るように、市町村や居宅サービス事業者、介護保険施設との連絡調整や申請の代行、苦情の受付なども行います。
グリーンホーム、グリーンホームケアプランセンター、前沢病院には、計１４名の介護支援専門員がおり、皆様のお役にたてますよう、準備致しております。

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